ダイエットにとっても究極となる漢方薬

漢方薬

ダイエットで漢方薬を使う場合には、中医学的な理論を大切にして、気血水の巡りを良くすることが大切です。
西洋薬を使う場合とは違って、体質に明確に合わせて用いることで、本来の自然治癒力を高めることができます。

ダイエットの究極となるような漢方薬としては、和剤局方を出典とする十全大補湯が代表的であり、台湾では薬膳スープの材料としても使われています。
十全大補湯は完全無欠の漢方薬として名高く、補気や補血などの豊富な効能を有しています。
補血の作用が強い四物湯に加えて、お腹の機能を助ける黄耆建中湯や四君子湯を合わせたものですから、ダイエット中の体力増強のためにもなります。

究極の力を有する十全大補湯は、疲労がひどくて食欲もないような症状に対して、極めて複雑に作用してくれます。
消化器の機能を助けることで、人体の新陳代謝も高めて、ダイエットのための相乗効果を引き出せる仕組みです。
仕組みが似ている漢方薬には、黄耆を中心生薬とする補中益気湯があり、体質に合わせて選ぶことができます。

ダイエットでデトックス効果を高めることは、中医学的には瀉法を促進することですが、漢方薬には補剤も同時に配合されることがあります。
不要なものは除去しながら、足りないものは補う機能があるために、ダイエットにとっても究極の効果が出ることになります。

むくみがひどい場合には、五苓散を使うことが有名ですが、薬膳によって対処する場合もあります。
便秘を改善させるためには、大黄を含む漢方薬が使われることが多く、代表的な処方には大黄甘草湯があります。
便秘に対処する漢方薬も活用する場合にも、実証や虚証などの体質に合わせれば、漢方的な効き目によって癒やされます。